Sunday, April 23, 2006

66. Gala

先週月曜日に、経済のグループ・プレゼン「自由貿易とアフリカ」が終わる。Yのwisdomにより、何故アフリカがFree Tradeの恩恵を受けられないのかについてミクロ分析したあと、タイ出身のNと、先日のWTOで日本が途上国にも提唱した一村一品キャンペーンを紹介し、タイやアジアでの成功例をアフリカへと締めくくった。苦手の経済だが、Yのおかげで理解も深まった。本当にどうも有難う。翌日には、UNDP新総裁のKemal Dervisが、 SIPAに講演に来たので、連日の徹夜明けだったが眠い目をこすって参加。新総裁ということで、どんな人か楽しみにしていったが、世銀出身・元トルコ蔵相 のエコノミストらしい、硬い話に終始した。UNDPの最大の使命のひとつである貧困削減について語り、経済発展に伴う格差と不平等の是正には、経済政策だ けでなく、ガバナンス(institutional development)が重要であるとも強調。その他貿易についてなど一部、経済のプレゼンと内容も多少かぶっていたところもあったので、大変興味深 かった。もっと勉強しなくては、いけません…。

翌日水曜日には、授業の合間を縫って、米国連大使ボルトンが来SIPA講演を聞きに行く。 参加登録をしていなかったので、当日waiting listに並んでいたら、なんと開演ぎりぎりになって、最後まで空いていたボルトンの目の前の席(reserve席)で、彼を拝む破目になった。いやは や。こんな素晴らしい機会を、このおじさんのために使うだなんて。もっといい人のときに、いい席で聞きたかったかも…。講演では、現在交渉中の国連分担金 率について、「これからはGDPを、purchasing powerで計算するよう、僕は提案する、そうすれば中国は12%、日本は10%の分担になる」とのこと。目の前で延々と繰り広げられる、相変わらずのボ ルトン節を聞き流しながら、何故、彼は髭だけ真っ白なんだろうと眺めいっておりました。肝心の安保理改革については、たいした言質もとれず。翌々日の金曜 日には、PoPのグループ・プロジェクト、「安保理改革-日本とG4の攻防」のケース・ライティングを最終提出。やっと終わった~!いろいろな人にインタ ビューに行けて、振り返れば、とても楽しかった。先日の"Team Torture"に続き、こちらのグループは、その名のとおり、"G4"、K,T,A、どうも有難う! We are the best "Group 4"ね。これで、1単位しかもらえないなんて、ほんとにありえない。

金曜夜は、セントラル・パークのTavern on the Greenで 開催されたSIPA卒業パーティー・Galaへ。私の卒業までには、あともう一学期残っているけれど、一年半を過ごした同級生2年生の卒業のお見送りに。 また、ルームメイトを含め、一緒に春入学をした親しい何人かも3学期で終了させて卒業してしまうので、私にとっては少々感慨深い。みんな、おめでとう!

Gala 前、隣の部屋で、準備にお化粧にと、どたばたしているルームメイトとその友達を見て、私もそろそろ支度を始めなくちゃ、と思っていると、二人が気を利かせ て用意したシャンパンとケーキが…。思わぬ pre-Gala @ our apartment。いいルームメイトをもって、つくづく幸せである。乾杯後も、お互いまた、あっちのスカーフがいいかしら、この爪で大丈夫かしらと、あ れこれ大騒ぎして、お洒落して、もう一回乾杯して、写真を撮って、あとは会場でまた会おう!、と、街へ繰り出す。私も、着物姿や素敵なドレス姿の同級生 と、3人でセントラル・パークの会場へ向かう。

着くと、綺麗に着飾った同級生たちで溢れ返っている。羽織袴もいれば、リムジンで来たメン バーも。あっという間の華やかなひと時を過ごし、2時半ごろ帰宅。総じて、楽しかった! 不思議なことに、NYでは学生だからか、これまでこういった華や かな場がほとんどなかった。東京やフィールドでは、何かと結婚式やら送別会やら来賓イベントやら何やらがあったのに。だから週末は、勉強も将来のことも忘 れて、久しぶりの自由で華やな雰囲気を、充分楽しんだ。独身でいて、自分の道を歩いてこれて、自由を謳歌できて、本当によかったと、なんとなく思ってし まった。

けれど、途中でカメラを紛失したことに気付く。あーあ。また、やってしまった…。今度は見つからないかな…。なので、写真はあり ません。そして、家に帰れば、二日酔いと、ペーパー20ページと25ページと、その他諸々の現実が待っていた…。本当に、終わるのかなー…。えー、昨晩の フォーチュン・クッキーから。"Over every mountain there is a path, although it may not be seen from the valley." 

…見えない。 深い谷の合間にいるみたい。

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